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応用化学で未来を創る!!

2024年度、応用化学科では新型コロナウイルスへの感染防止に十分留意しながら、原則、対面での実験実習・講義を行っております。

【応用化学科のディプロマ・ポリシー】
 応用化学科では、以下の能力を備えたと認められる者に学位「学士(工学)」を授与します。
『知識・理解』
 社会の発展とグローバル化する社会情勢に対応しうる教養と知識を身につけ、多様化する科学技術を自らが培った化 学的知識を駆使し理解できること。
『汎用的技能』
 産業界で活躍できる化学技術者として必要な技能を修得し、多様な諸問題を解決しうる能力とスキルを持つこと。 『態度・志向性』
 グローバルな視点に立脚して、修得した化学的知識や技能を社会および人類の発展や問題解決に活用し、さらに必要 な知識や技能を継続して研鑽し獲得する態度を持つこと。

【応用化学科のカリキュラム・ポリシー】
ディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。
 応用化学科では、教養科目・専門基礎科目・専門基幹科目と順次・系統的に化学的かつ工学的なものの見方と
考え方を体得するためのカリキュラムを編成しています。
低年次から観察力や判断力、思考力や創造力が身につくように実験・演習科目を設けており、最終仕上げとなる
卒業研究まで系統的に高度な知識と技能が身につくよう配慮しています。
 専門科目では、低年次から高年次に至る間、化学を中心とした産業界で必須となる4つの専門領域(有機化学、
無機化学、物理化学、化学工学)を基礎としたカリキュラムを編成し、専門性を高める学修が意識できるような
科目構成としています。
 高年次では、近年、社会で注目を集めている複合専門領域の知識や技能の修得も考慮し、有機化学や無機化学を
中心とした化学合成技術や合成した化学物質の特性評価解析、これらの技術を応用して化学工学的手法で製造さ
れる化学製品(プラスチック、高分子、香料・化粧品、医薬品、セラミックスなど)の工業的展開を学ぶ
「応用化学」コースと、次世代電池、燃料電池、自然エネルギー、再生可能エネルギー、環境リサイクル技術に
関して物理化学を中心とした化学分野から学ぶ「エネルギー」コースを履修推奨モデルとして提示しています。
二つのモデルを中心に、学習の進度に応じて学びの方向性や適応性を考え、個性を伸長し、興味や希望に沿った
知識や技能を体得できるような様々な選択科目を開講します。
 日々刻々と状況が変化する現代社会に対応する上では、広い視野でリーダーシップを発揮しながら積極的に問題
を解決するための力が必要とされます。そこで応用化学科では、入学初年次より「問題発見・解決型」のゼミ
ナール・演習科目を設けています。また、低年次からのキャリア教育にも力を入れています。将来の展望を整理し
ながら学修内容を踏まえて、四年次の卒業研究や卒業論文、就職活動を迎えられるようなカリキュラムとしていま
す。
 グローバリズムの主要ツールである英語科目は、全学必修である英語コミュニケーション科目に加え、本学科の
専門科目において、科学技術系英語の系統的な学修を意図しています。初歩的な科学技術系分野のボキャブラリー
やテクニカル・タームの修得(化学英語基礎)から始まり、表現法(化学英語)などを通して総合力を培い、
最後に科学技術系英文文献の講読(英文講読)によって、実践的な科学技術英語に触れる機会を設けています。
これらにより、卒業研究等の実践科目ではもちろん、本学卒業後の実社会生活において、国際的な自然科学・
技術情報をスムーズに収集できるカリキュラムを構成しています。
『学修成果の評価方法』
 応用化学科のディプロマ・ポリシーに示されている「知識・理解」「汎用的技能」「態度・志向性」に関して、
ルーブリックによる観点別評価、修得単位数・GPA による分析評価、授業についてのアンケート等を用いた学生に
よる自己評価により、学修成果の評価を行っています。
その集計結果は、FD 活動等をとおして教育の質向上のためのPDCA サイクルにつなげています。

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